godzillaと、このサイト

サイトを作成した経過を、自分なりにまとめてみました。

(写真はクリックすると大きくなります)



godzillaは、はたして以前から自転車が大好きだったのか?

 今回、私(godzilla)は、「ながれ橋〜嵐山間自転車専用道」のインターネットサイトを
作成し公開しました。

 「自転車」という内容でサイトを作成するような人物は、「さぞかし自転車が大好きだ
ろう」、あるいは「以前から自転車にかなり乗っているんだろう」と、一般的には思われ
がちです。でも、実際はそれほどでもないのです。
 
 私は、これまでにも自転車には乗っていましたが、ことさら「自転車が大好き」というこ
とはありませんでした。



ではどうして自転車で走り始めたのか?
 
 実は、自転車専用道を走り始めたのは、以下のような理由があります。

 独身の頃は山が大好きで、冬山にもしょっちゅう登っていました。
 多い時には、厳冬期の「大峰山・山上ケ岳」を、週に4回、つまり毎週末に登っていた
こともあります。

 その頃は、雪の上にテントを張って寝ることに何の苦痛もないというか、逆にとても充
実感を感じていました。

 「あの時 君は〜 若かった〜」という感じでしょうか。

 余談になりますが、なぜか今でも気持ちだけは、とても若いです。 (^。^)
 「心はいつも一年生」ということばを誰かが言っていましたが、私も極めて同感です!
 
 でも、結婚して家庭を持つと、自然に山から足が遠のきました。でもそれは、当然の
ことですよね。

 結婚して子どもができて、子育てに追われる妻と苦労を共にする日々が続きました。
(妻のほうが、はるかに苦労したことは間違いありませんが、それでも一定、苦労を共
有することがあったかと思います)

 子育てに追われる(私はそれほど追われませんでしたが・・)忙しい日々が続きまし
た。子どもが全員幼い頃には、夫婦ともども食事をまともにゆっくりと味わうことが無か
ったような記憶があります。

 そして月日は流れました。、今、子ども達は大きく、そしてたくましくなりました。
 
 でもそれに半比例するかのように、私自身は人間ドックでチェックされる項目が、次第
に増えてきました。体重を減らすことが、特に必要のようでした。
 そこで始めたのが、「歩く」ということです。
 
 歩くことを始めると、それまで車で一瞬と思うほどの時間で走りすぎていた橋が、徒歩
では10分以上もかかることが分かったりするなど、車に乗っていては分からない発見が
多くありました。
  
 でも毎日毎日歩いていても、なぜかしっくりこないものがありました。
 歩いていると、いつも「近道」をしてしまいがちになってしまいます。「遠いなあ」「早く行
きたいなあ
」という意識が、拭えませんでした。そして、車の速さに慣れた身には、「歩く
スピードの遅さが、とてもうっとうしい
」と感じている自分に、気がつきました。

 それでも頑張って、「健康のために」と思いなるべく歩くようにしました。
 でもやっぱり、歩くスピードの遅さには閉口しました。どうしょうかと思いました。
 そこでふと思いついたのが、「自転車」でした。一度自転車で、少し遠くまで行ってみ
ようと
思い、自転車に乗ってみました。
 
 結果は、予想以上にばっちりでした。自転車のスピードなら移動の遅さをさほど感じませ
ん。いや、それどころか、自転車に乗れば毎回新しい発見が、歩くのに劣らないほど、たく
さんありました。
 
 VIBA!自転車!



なぜ、自転車専用道が大好きになったのか?
 
 それ以来、通勤などの短距離をなるべく毎日、そして週末に都合がつけば中・遠距
離を自転車で
、あちこちと走りました。
 でも、困ったことが出てきました。それは、「行き先」でした。行き先に困り始めた
です。
 「排気ガスを吸う」「危険」などということは、困ることの中でもまだ我慢できました。でも、
「目的地がはっきりしない」ということは、自転車で中・遠距離を走る際の、大きな妨げと
なりました。

 自転車で走る所が定まらないので、京都駅近辺を何度も、時には「大阪・新世界」ま
走ったこともありました。

 そんな状態でしたから、週末の都合のつく日に自宅を自転車で出発する寸前まで、
場合によっては自宅を出発した後まで、「どこに行こうか」と考え迷うことさえありま
した。
 自宅近辺でも、よく探せばあるのかもしれませんが、交通状況と道路状況が悪い中で、
自転車で安全快適に行ける所がどうしても見つけられなかったのです。
  
 ちょうどそんな頃でした。「自転車専用道」との出会いは。
 行き先に悩んでいた時、ふと「自転車専用道というものがあったようだな」と思い出し、
「よし!一度走ってみよう」と、自転車専用道に向かいました。
 
 専用道を初めて走って新鮮な衝撃が走りました。「え
?自転車と歩行者しか走らない道を通って、ながれ橋
から嵐山に行けるって本当だったんだ!」と
。(実際には
専用道を初めて通った時には、嵐山に行くことはできません
でしたが・・)

 自転車で行った嵐山は、それまで嵐山にほとんど行った
ことがなかったgodzillaの目には、それはそれは新鮮に映りました。そして、自転車専用道が、
一度で大好きになりました
ある一点を除いては・・・・。



専用道を走ってどうだったの?


 実は、初めて専用道を走った時に、私はとても大きな失敗をしたのです。
 godzillaはきわめて単純な性格です。だから、自転車専用道の「こちら」という矢印を信
じて、ひたすら矢印の方向に走っていったのです。その矢印は、北を指していました。
 
 矢印通りに、北を目指してどんどん調子よく走っていくと、見覚え
のある京都駅が見えてきました。「おかしいな」と思いながらも、
そのまままっすぐ北を目指して進んでいきました。
 すると、いつのまにか川端今出川まで来ていました。「いくら何でも
これはおかしい」と感じたので、川端今出川のコンビニで1リットルの
牛乳とアンパンで腹ごしらえして、進路を急遽西に変更しました。
 そして、やっとの思いで嵐山までたどり着いたのです。
 
 帰路は「絶対に専用道を走るぞ!」との決意で、嵐山を意気揚
揚と出発しました。
 でも、、やっぱり道を間違えてしまいました

 「何と分かりにくい道なんだろう
 これが、自転車専用道から受けた、godzillaの第一印象でした。



サイトはなぜ作ったの?

 自転車専用道に散々迷ったgodzillaは、帰宅してから早速「専用道の情報」をインター
ネット上でサーチしました。
 
 でも、「自転車専用道を走った」という内容のサイトはあっても、ガイド的なサイトは皆
でした。
 
 「なんやないんか!よし!そういうことなら作ったる」という思いで、このサイトを作り
あげました。
 
 以上が、「ながれ橋〜嵐山間 自転車専用道ガイド」誕
生経過です。
 
 サイトを作成していて、ながれ橋が、そして嵐山が、どん
どんどんどん好きになっていく感覚がありました。
 




その他

 左の写真は、嵐山の「ギャルみこし」です。
 正確な名前は「ギャルみこし」かどうか知りませんが、と
にかく女性だけが引くみこしでした。
 みこしを引く女性には、子どもが「お母さん」と寄って行く
姿もありました。お父さんらしき男性が子どもをあやす光景
姿も見られ、ほほえましい限りでした。

 専用道を走ると、終点の嵐山ではこのような様々な
行事に出くわすことも、しばしば
です。

 でも、私が自転車専用道を気に入ったのは、そんな理由からだけではありません。

 前述した理由に加え、「自転車専用道には自然がいっぱい」ということが、自転車専
用道を大好きになった最大の理由です。

 夏の終わりには、専用道を大きな毛虫や青虫が横切っている姿をよく見かけます。
 「毛虫さん、青虫さん、道を横切ってどこに行くの?そっちとこっちとでは、一体何
の違いがあるの?気をつけないと踏んでしまうよ
」と、虫に思わず声をかけそうにな
ります。
 
 また、秋には7センチ〜8センチほどもあるような巨大なバッタが、専用道に急に飛び出
してきたりします。そんな時には「いよ!仮面ライダー!かっこいい!
 あるいは蝶々や蛾が飛び出してくれば、「おうおう、毛虫さん、青虫さん立派になって!
と、思わず声をかけたくなってしまいます
 
 「四季を肌で感じることができる」 
 
 これこそが、私が感じた自転車専用道の最大の魅力であると言えます。



終わりに

 過日、遅い時間に家を出発して、嵐山に向かったことがありました。松尾橋のあたりで
日が山陰に隠れたので、そこでUターンして帰り始めました。
 
 刻々とうつり変わる空の美しさを楽しみながら南下していましたが、桂川に架かる名神
高速道路の橋で、思わず息を飲みました
 
 川面に、名神高速道路橋の水銀灯のオレンジ色の光が美しく輝きながら映って
おり、その川面に映ったオレンジ色の光と、夕刻から今まさに夜に変わろうとする
間際の空の色の美しさとが、絶妙のコントラストとなって、私の目に飛び込んでき
たのです

 
 それは、決してことばで表すことができない、何ともいえないほどのすばらしさでした


 
 もう、多くのことばは必要ないと思います。

 もしまだ自転車専用道を走ったことがない方は、ぜひ、このすばらしい道路を一度
自転車で走ってみてください!


 これまでに走ったことがある方は、これからもぜひ、共に走り続けましょう!

VIVA!自転車!

VIVA!自転車専用道!







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